ARSとは

Ars longa, vita brevis

 

日本ではしばしば派生した意味で「芸術は長く、人生は短い」と訳される古代ギリシアの医学者ヒッポクラテースの言葉ですが、元来技術の習得には時間がかかることを戒めたものです。

有史以来、国家の盛衰と共に多くの芸術が栄えまた滅んでいきました。良くも悪くも経済環境は芸術に大きな影響を与えるものです。歴史を鑑みても、国力が増すとその国の芸術は栄え、逆に国力が減退するとその質は衰えていっているように思料されます。

経済力の衰えは、人々が芸術文化に向ける情熱を削ぎ、多くの美術品や人材の散逸を招きます。作品が後世にまで伝えられるかは運次第ではありますが、今生きている世代が価値を理解し、次の世代へ渡してゆく努力をすることで未来にまで渡り“豊かさ”を守ることができます。

「芸術は長く、人生は短い」という言葉は、作家の命には限りがあるが、その作品は長い命を持つ、という意味でつかわれます。しかし作品の命を長らえさせるには、何世代にもわたりそれを守り伝えていく必要があります。

 

では、芸術文化をいかに振興させ次の世代へ繋いでいくのか。

これまでは多くの場合、個人や組織が独力で芸術市場を買い支えてきました。

弊社が提案するサービスは、作品を購入するのではなく、法人や組織がアーティストから直接作品を貸借して社会全体で芸術文化を支える仕組みとなります。“Art Rental Service”の頭文字を取り、ラテン語でArtを意味する『ARS』と称して、購入したくても諦めていた方々に作品を日常的に楽しむ機会を提供致します。芸術を楽しむ人の裾野を広げることで同分野の振興を図ります。

 

本サービスによって、一人ひとりがアーティストを応援していくことで、芸術文化を社会全体で盛り上げ、作品を次の世代へ引き継いでいく一助となることを切に願っております。

 

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